『普通』

最近、というわけでもなく、けっこう前からなんですが、最近はちょっとエスカレートしてきたような気が…；
若者のズボンの腰履きです。
ここ、グラナダで、ズボンを少し下ろし、パンツ（お尻側）を３分の１ほど見せて歩いている男女、けっこう前から目にするようになりました。

でもここ最近、だんだんズボンが下りてきて、なんと、足の付け根までズボンを下ろして（ズボンの後ろ側だけを下ろしている状態）、パンツ（お尻）を全部見せて歩いている女の子に遭遇しました。あまりのことに唖然としてしまいました。その状態で、ウェートレスとして、バーで働いているのです。決していかがわしいバーではなく、普通のバーで。町中で普通に歩いている姿も見かけました。ファッション…でしょうか。

これが一般的になっていく世の中が来たりするのかな；

たくさんの人によって広く行われていたり、生活の中に深く浸透している事柄、大多数のメディアによって与えられることで作り上げられた一般的イメージ、などなど、様々な要因で、当たり前すぎて疑いを抱くことなく、見えなくなっていることはたくさんあるように思えます。でもそこで、『普通』にしてしまおう、という動きに気づこうとしたり、また、『普通』というものによって覆われて見えなくなっている真実を見ようとすることが、必要ではないかと思います。『普通』という概念で、最低限のモラルさえも消え去ってしまうような世の中になることのないように、目をしっかり開けて、よく考えていきたいと思います。

あ、昨日のティラミスですが、おいしかったです＾＾たまたま夫のお母さんや妹たちが訪ねてきたので、早速切り分けて出すと、大好評につきすぐに売りきれてしまいました♪私としては、生クリームを入れて作りたかった、という気持ちがあったので、せめても、と、ティラミスに生クリームを添えて出してみました。混ぜながら食べると絶妙な味になり、おいしかったのですが、今度は、最初から生クリーム入りのティラミスに挑戦してみようと思います☆

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長距離バス

今日は、義妹を食事に招待しました。

天ぷら、チキン南蛮サラダ、味噌汁、おにぎり、ミニパフェ。急だったので、１００％の力を出し切ることはできませんでしたが（たいした１００％ではないんですが；）、それなりに頑張りました☆食後、台所を見て１分ほど呆然と立ち尽くしてしまいましたが、それもなんとか片付けて、お茶で一息つきながら、いろいろと話をしました。そしてその後、彼女は自分が住むアリカンテに帰って行きました。夜中の１２時半にグラナダを出て、アリカンテに朝５時半くらいに着くそうです。車で行けば、３時間半くらいなものですが、バスだと他にも寄る所があるみたいで、けっこう時間がかかるとのことでした。

バスといえば、以前友達がグラナダに遊びに来た時、ちょっとしたハプニングがあったのを思い出しました。

グラナダ滞在を終えた後、友達は一人で、グラナダを出発しバルセロナへと向かう夜行バスに乗り込みました。
スペイン語は全くわかりませんでした。でもバスに乗ってしまえば、特別なことでもない限り言葉を使うことはないので、あとはバルセロナに到着するのを待つばかり．．．となるはずでした。しかし、途中休憩所に立ち寄った時、事件は起きたのです。みんなと一緒にバスを降りて、トイレに行って、と、そこまではよかったのですが、トイレでの待ち時間が長く、終わってバスに乗り込もうとした時、目の前の光景に自分の目を疑ったそうです。そこにあるべきバスの姿が完全に消え去っていたのです。真夜中、一人休憩所に取り残された友達は、その時自分が何をすべきか考えました。そうだ、バス会社に電話して、今自分に起こっていることを説明しよう。…相当パニックになっていたようです。その後、冷静さを取り戻し、ここは日本じゃないし、スペイン語がわからないのに、電話したところで説明もできない、その前に電話番号がわからない、ということに気づき、では、どういしよう．．．と考えた末、突然暗闇に向かって走り出しました。どっちへ行っていいかもわからない状況で、しかも真っ暗闇の中、かなり勇気ある行動に出たのです。しかし、自分の荷物も全てバスの中、こうなったらバスを追いかけるしかない、と思った彼女は、自分を信じて全速力で走っていきました。すると、角を曲がったところで、希望のテールランプが友達の目に飛び込んできました。止まっているバスを発見したのです。出発してすぐ、隣がいない、という乗客の声を聞いて、バスを止めて、確認をしていたようです。そこで、友達が息を切らせながらバスに乗ると、拍手の嵐。まぁ水でも飲め、と水を差し出してくれた人もいたようです。言葉がわからなくても、みんなが歓迎してくれていたのが伝わってきて、とても嬉しかったと言っていました。そのことがあったからか、（って実際は全く関係ないんですが＾＾；）今彼女は必死にスペイン語を勉強しているところです。それにしても、夜中、知らない地に一人っきり、という状態は、とても心細い状況だったと思います。バスが見つかってよかった。勇気ある彼女に、いい加減なスペインに（ほんと、いろんな面でゆるいんです＾＾；）、乾杯☆

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ささやかな幸せ

けっこう長い間、和食から離れていましたが、最近、郵便で送られてきた「ゆかり」「わかめご飯の素」「ごま塩」をご飯に混ぜて、みそ汁と一緒に食べる一人ご飯（夫が仕事で一人の時）がマイブームです。なかなか一人だと作る気がしなくて、簡単な物で済ましてしまいます。でも私にとっては、貴重な和の食材で作ったご飯は、手間暇かけて作ったスペイン料理よりも豪華な食事で、そんな簡単かつ贅沢な食事に、ささやかな幸せを感じています。日本ではみんな当たり前に和食を毎日食べてるんだろうな。羨ましい。そんな当たり前の中にある幸せを大切にしていきたいなと思います。

今日はフランス人の友達に会いました。一緒にショッピングをしたり、アイスを食べたりしながら、ガールズトークを楽しみました。そんな彼女は来月結婚します。すごく嬉しい♪幸せになってね☆

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生きてます！

お久しぶりです。長い間留守にしてしまってすみません。

日本では本当にあっという間に時が過ぎて行って、気がつけば再びスペインに。

しかし休む暇なく次から次へとたくさんのことが起こり、めまぐるしい日々が私を襲ってきました。

大学院の授業が始まり、寝る暇もないくらい家にこもりっきりで勉強をしたり、そんな中、前住んでいたアルバイシンの家を引っ越すことに。また、夫の妹がライアンエアーというアイルランドの航空会社の客室乗務員になり、グラナダから３００キロほど離れたアリカンテというところに一人暮らしをすることになり、その手伝いに、車で片道３時間半の道のりを何往復もしたり。また、仕事も始まり、その予習やスペイン語の勉強にも追われ、仕事が休みに入った後も、大学院のテストが近づいてきているので、今はその勉強にかかりっきりになっています。

最近のニュースといえば、先日テテリアに来られた日本人のお客さんと一緒に、グラナダに来て初めて、グラナダ以外の場所に旅行をしたことです。ノルウェーの大学に勤められている方で、仕事の関係でスペインに来られて、少し時間があったので、アンダルシア地方を一人旅していたところ、テテリアの新しい看板にある飲み物や食べ物の写真を見て、おいしそうだと思い我がテテリアに来店してきた、そこで、そんな彼女に馴れ馴れしく声をかけ、ずうずうしくその後の彼女の旅に着いていった奴につかまってしまった、ということなのです。意気投合し、出会って二日目で、一緒にコルドバに行ってきました。楽しかったです。コルドバ旅行についても、また写真を載せて紹介したいと思います。あと、テテリアのニュー看板についてもまたブログで報告させていただきますね。しかし、その看板を見て入ってきてくれたとは、作った甲斐があったというものです。その看板がなかったら、出会えてなかったかもしれないし。ダブルで嬉しかったです。

また昨日は、私のブログを読んで下さっている（いつもありがとうございます＾＾）グラナダ在住日本人の方（前にもブログで紹介させていただきました、芸能関係のお仕事をされている方です。）とその旦那さん、これから日本レストランをグラナダで開業する予定の日本人板前さん夫婦がテテリアに遊びに来て下さいました。グラナダ初（少なくても私が知っている限りでは初）の日本人板前さんによる日本レストラン、かなり楽しみです☆築地でも働かれていたようで、本場の味に期待大です☆また久しぶりに大勢の日本人の方とお話ができて、楽しい時を過ごすことができました。またご来店お待ちしています。

ということで、いろいろ書きましたが（まだ書き足りませんが）、時間の関係で、もしかしたらまた中断することもあるかもしれません。でも、できるだけ続けていきたいと思います。
これからもよろしくお願いします☆

テテリア・ラ・オリエンタル管理人guapa

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突然ですが

最近忙しくてブログの更新ができませんでした。すみません！
大学院の集中講義を受けたり、日本語のクラスが終了したり、と、書きたいことはいろいろあったのですが、寝る時間も削るほどの忙しさだったので、残念ながら．．．。

大学院の講義について、ですが、ここ一週間、日本の文化や言語についての講義をとってました＾＾
先生は、東大大学院出身、慶応・東大の講師も勤められたスペイン人の方で、相撲について研究する為に相撲部屋に入って、３年間力士のみなさんと生活を共にされたという経験を持つ先生です。さすが、日本についてよく知ってます。ステレオタイプではない日本をいろいろと知っていたので、安心して授業が受けれました＾＾唯一の日本人、ということで、ちょっとアシスタント的なこともさせてもらいました。しかし、先日、紙についての考察をされていたので、折り紙を持っていって、みんなの前で披露しようとしましたが、折り方を全て忘れていて、一つも完成させられませんでした。恥ずかしい；；お茶を点てたりもしましたが、それはみんな喜んでくれて大成功でした。茶道のそれぞれの動作のもつ意味も説明し、そういう所から文化、言語についての考察が始まったりして、楽しかったです。一般の日本人よりもよく知ってるな、と思えることがたくさんあって、とてもいい講義でした。言語学の先生ではありませんが、人類学の観点から言語や文化を考察していて、その視点がとても興味深かったです。また先生の授業が受けたいな。

また、４ヶ月の日本語の授業が終わりました。毎日２時間４ヶ月、トータルで１６０時間、一緒に過ごしました。
コースが終わった時は、なんとも言えない寂しい気持ちになりましたが、永遠の別れではないので、また会おう、と言って別れました。スペインでの日本語の授業、初の生徒、印象に強く残る出会いとなりました☆

と、いろいろと終止符を打った今、突然ですが、明日から日本に行くことになりました！
ネットの環境が整っていないと思うので、ブログが書けるかどうかわかりませんが、なるべく日本での状況も伝えていきたいと思います。ちなみに、１ヶ月半、向こうにいる予定です。ではでは、久しぶりの日本、楽しんできます☆☆☆

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