夫が経営してる喫茶店の名前です。スペインのグラナダ、アルバイシンにあります。夫の母と叔母は『teteria』というものとその言葉自体を作り出した創始者です☆
ここでは、喫茶店やスペインでの暮らし等々、自由気ままに書いていこうと思っています♪
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四日目。最終日です。まず、友達の家で朝ごはんをいただいきました。フランスの朝は、パン(今回はクロワッサンを出してくれました)や飲み物、そして甘い物やフルーツを食べるんだよ、と教えてくれました。スペインと似てるかな。
そして、近所のお菓子屋さんへ行きました。チョコレートやマカロン、ケーキのお店に行き、最後に地元の人が通うスーパーに行きました。特にクッキー類のコーナーに惹かれ、私の実家と夫の実家のお土産用にしようと、何個か買いました。
その後、ベルサイユ宮殿へ行きました。友達が住んでいる所からは近い場所にあったので、30分ほどで着きました。その友達がガイド代わりをしてくれ、いろいろと細かい所まで説明してくれたので、とても助かりました。事前学習をあまりしてなかった私は、遠い記憶の中にある世界史の授業を思い出しながら、宮殿の中を見学しました。時間の関係で、残念ながら庭をじっくり見ることはできませんでしたが、宮殿から見える範囲で楽しみました。その友達は、この辺に住んでいる人はよくサンドイッチなどを持ってピクニックをしに来るんだよ、と言っていました。今度来たら一緒にピクニックしようね、と言っていたので、今度パリに行く機会があれば、ベルサイユ宮殿の庭でのピクニックという超豪華なピクニックを実現させたいと思います^^
その後、空港方面行きの電車に乗る為、近くの駅まで一緒に行き、そこで彼女とお別れしました。彼女は帰り際に、電車の乗り場を調べてくれ、改札をすでに通っていた私に、「J!」と叫んで教えてくれましたが、私の耳には「G」と…。ということで、最後の最後でまたやってしまいました;;Gの乗り場に着くと、今にも出ようとしている電車があり、それに飛び乗りました。そして、全く別方向へ。次の駅に着いて初めて間違いに気がつき、慌てて降車しました。
ひっそりとした駅で、ひと気があまりありませんでした。今回のローマ・パリ旅行で初めて、『危険』、という二文字が私の頭に浮かんできました。すると、私と同じ電車から降りた男性が、しばらくの間、私の前を歩いていましたが、急に振り返り、何か私に向かって言い始めました。とても、好意的とは言えない感じで;そして最後にニヤリ。こっわ~、と思っていると、その男性は、急にゆっくり歩き始め、降りたホームと同じホームのベンチに座りました。そのホームには私とその人しかいませんでした。これは危険、と思い、早足でその人の前を通り過ぎ、別のホームへ移動しました。私が通り過ぎる瞬間、その人もちょっと動きかけましたが、結局何事もありませんでした。よかった。
そして別のホームにいた人に、空港方面行きの電車にはどこで乗ればいいか、と聞くと、丁寧に教えてくれました。でもその電車が来るまで、15分か20分ほど待たないといけなかったので、周りに注意を払いながら、その電車を待ちました。電車が来たので乗り込み、さっきいた駅へ逆戻り。そこから20分~30分ほど待ち時間があったので、その間、トイレに行くことにしました。すると、50セントの有料トイレでした。それしかなかったので仕方なく払って入りましたが、キレイなものではありませんでした。お金とるならキレイにしておいてくれればいいのに;
そしてやっと、空港方面行きの電車に乗ることができました。でも勝負はここからです。その後、2回乗り換えがあり、その乗り換えに失敗すると、確実に飛行機に乗れなくなる、もうそんな時間でした。なので、絶対今度は間違えないぞ、と常に神経を張り詰めていました。と言いながら、車窓の風景はしっかりカメラに納めていましたが^^;
そして乗り換えの時。ライアンエアーでの経験もあるので、一人だけではなく、少なくても二人には確認しよう、と思い、空港方面行きの電車はこれか、という質問を、3人にしてみました。するとみんな、これだ、と言うので、それを信用して乗りました。最後に、バスへの乗り換えがありましたが、これはドライバーの人に確認すれば十分だろうと思い、確認したところ、間違いなかったので、安心して空港へと向かいました。
空港へ着いたのは、出発約30分前。ギリギリ間に合ったぁ;しかーし、安心するのはまだ早いかった…。更なる難関が待ち受けていたのでした。
今回はVuelingを利用しました。Vuelingにもオンラインチェックイン(ライアンエアーのように義務的ではないと思いますが)というシステムがあり、ネットでチェックインを事前に済ませいたので、それを印刷したものを持って来ました。Vuelingは、一回飛ぶ毎に、お客さん用とVueling用の2枚が必要になります。前回、マドリッドからローマへ飛んだ時は、ゲートでその二枚を見せて、係員がVueling用の紙をとって、それで終わりでしたが、今回は違っていました;;Vuelingお前もか…。
今回は、まずセキュリティチェックの時に、搭乗券を見せてくれ、と言われ、その二枚を見せると、これじゃ駄目だから、チェックインカウンターに行って、搭乗券に代えて来てくれ、と言われました。え?と思い、「でもチェックインカウンターに行って搭乗券をもらうなら、オンラインチェックインをする意味ないんじゃないの?」と言い、「30分前からゲートが開くから、それまでに来ればいいって書かれてあるし、搭乗券に代える必要があるとは書かれてない。もしそれをする必要があるなら、出発30分前のゲートが開く前に来たら間に合わない場合もあるよね」と言っても、そのセキュリティーチェックの係員は、「駄目です、そういう決まりになってるから、チェックインカウンターで搭乗券に代えて来て下さい」の一点張り。納得いかない、と思ってたけど、後ろに並んでる人がブーブー言い始めたから、「もう並ぶ時間もあまりないから」と言って、優先的に対応してもらえるように、サインをしてもらいました。それを見せるとすんなり対応してくれました。
おかしい!と思いながらも、時間が迫っていたので、もう一度セキュリティーチェックを通過しようとすると、今度は、私のバッグの中身に問題があり、ひっかかってしまいました。あ…ジャム買ったの忘れてた…。そうです。朝行ったスーパーで、フランスはジャムもおいしいよね~、と調子に乗ってジャムも買っていたのですが、その時は、機内持ち込み禁止だということを完全に忘れていました。しまった…。
私の前にも持ち物チェックを受けている人がいたので、その人のチェックが終わるまで、少なくても5分は待っていたと思います。この状況での5分のロスは痛い;でも、その人も私も同じ便に乗る、出発までもうあまり時間がない、ということで、係員の人も少し急いでくれたようです。でもやっぱり、チェックはしっかりしておかないといけない、ということで、ジャムを見つけた後も、他にも何かあるんじゃないか、といろいろ探していました。でも結局はジャム瓶二つだけでした。私は、手荷物だけで旅をしていたので、飛行機に預けることはできません。できたとしても、ジャム瓶二つだけの為に、追加料金は払えない…。ということで、泣く泣く、その係員の人に、持って帰れないから、もしよかったらどうぞ、とジャムを渡して来ました。係員も、そんなこと言われても結局は捨てるしかないのかもしれないけど;
そして、ゲートへ着いたのは出発15分前。しかし、そこには見慣れた光景が。ゲートはまだ開いておらず、乗客たちは長い列を作って待っていました。今回は、20~30分の遅れでした。今回の旅行で、時間通りに乗れたことが一度もない、という;;
そして、パリを出発して、バルセロナへ。バルセロナでは、ターミナル2へ到着しましたが、今回私が利用した、スパンエアーのバルセロナ-グラナダの飛行機はターミナル1から出るということで、シャトルバスで移動しました。けっこうな距離があったように思います。スパンエアーでも、オンラインチェックインをすることができるので(これも、ライアンエアーのように、義務的ではないと思います)、オンラインチェックインの紙を係員の人に見せると、また、チェックインカウンターで搭乗券に代えてくれ、と言われました。またか、と思いましたが、今回は、オンラインチェックインをしている人専用のカウンターがあったので、これなら許せるかな、と思いました。
そして、スパンエアーに乗り込むと、今までで一番落ち着いた感じがしました。到着時間、今どこを飛んでいるか、などを表示した画面もあって、今までとは少し違う雰囲気でした。でも、後12分で到着、という時、画面が消え、テレビが天井部に収納されました。もう到着するからその準備だな、と思い、待っていると、12分を過ぎてもまだ到着する気配はありません。そして、20分が経ち、照明が消え、非常口のランプがつきました。アナウンスも何もなく、乗客も緊張しているのか、機内は静まり返っていました。私もその異様な静けさに、ちょっと怖くなりましたが、その約5分後、無事着陸しました。よかった。
ということで、今回の旅行、かなりのハードスケジュールでしたが、出会いもあり、とても充実した楽しい旅になりました。平均睡眠時間4時間でしたが^^;4日間で足早に、3つの国(イタリア、バチカン市国、フランス。スペインも含めると4つ。)と、5つの都市(マドリッド、ローマ、バチカン、パリ、ベルサイユ)を訪問することができました。航空会社とのトラブルだけが玉に傷でしたが;でも今となってはそれもいい思い出です(と無理やり思おうとする私。)
あと、ライアンエアーについてですが、公共の場で決定事項として言っているのだと思っていたので、てっきり実現しているとばかり思っていましたが、体重オーバーの人に追加料金とか、トイレの利用料金とか、提案として掲げていただけで、どうやら実現はしてないようです。で、今度は、立ったまま乗る案を提案しているようですが、それも実現する可能性は低そう;でも、客室乗務員をしている義妹が言っていましたが、中国の国内線の一部では、そういう試みもしている(か、提案されている)ようで、全く無理、というわけではなさそうです。次々に奇抜な案を出してくるライアンエアー。新しいことがしたい、んだろうけど、今実行していることを職員全てに徹底させることの方にも力を入れてくれると嬉しいんだけどな;
そして今回問題になっていた、オンラインチェックイン、ですが、航空会社によって違いがあるのはもちろん、同じ航空会社でも、空港によって、なのか、人によって、なのかわかりませんが、統一されてない感じがします;なので、オンラインでチェックインを済ませ、印刷した搭乗カードやHPに、並ぶ時間が省けるよ、30分前にゲートに来れば大丈夫、と書かれてあったとしても、信用せず、ゲートに行く前に、係員数人に確認をとった方がいいです。
特にライアンエアーは、ビザチェックがあるので、「ゲートでできるよ」と言われたとしても、それも信用せず、チケットオフィスやビザオフィス等に行って、スタンプを押してもらって下さい。そこに係員がいない場合は、チェックインカウンターで聞けばわかると思います。今HPをチェックすると、(こんなに強調されていたら、前回の旅行の前に絶対気づいてたはずなので、前は書かれてなかったと思うけど)、今はしつこいくらいに、ビザチェックが必要だ、ということが太字で書かれています;また、ビザチェックがないと、ライアンエアーが強制的に、返金なしにキャンセルをしたり、搭乗を拒否したりする権利がある、とも書かれていました。私の場合は、ライアンエアー側からすると、これに相当する部分かもしれませんが、私側からすると、スタンプを押してもらう努力をしたけど、オフィスに人がいなかった為、ライアンエアー職員の「ゲートで押してもらえるよ」という言葉を信じて待っていた、しかも、ゲートで押してもらえたかもしれないけど、スタンプが見つからなかった、という状況だったので、これで上記のルールを適応してもらっちゃあ困ります、という感じです。
ライアンエアーについては、オンラインチェックインは避けて通れない道なので(オンラインチェックインをしていないと、また、していたとしても印刷した紙がないと、40ユーロ(約5400円)ほど払わないと利用できません)しっかり確認をして、慌てず落ち着いて搭乗できるように、頑張って下さい☆
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そして、近所のお菓子屋さんへ行きました。チョコレートやマカロン、ケーキのお店に行き、最後に地元の人が通うスーパーに行きました。特にクッキー類のコーナーに惹かれ、私の実家と夫の実家のお土産用にしようと、何個か買いました。
その後、ベルサイユ宮殿へ行きました。友達が住んでいる所からは近い場所にあったので、30分ほどで着きました。その友達がガイド代わりをしてくれ、いろいろと細かい所まで説明してくれたので、とても助かりました。事前学習をあまりしてなかった私は、遠い記憶の中にある世界史の授業を思い出しながら、宮殿の中を見学しました。時間の関係で、残念ながら庭をじっくり見ることはできませんでしたが、宮殿から見える範囲で楽しみました。その友達は、この辺に住んでいる人はよくサンドイッチなどを持ってピクニックをしに来るんだよ、と言っていました。今度来たら一緒にピクニックしようね、と言っていたので、今度パリに行く機会があれば、ベルサイユ宮殿の庭でのピクニックという超豪華なピクニックを実現させたいと思います^^
その後、空港方面行きの電車に乗る為、近くの駅まで一緒に行き、そこで彼女とお別れしました。彼女は帰り際に、電車の乗り場を調べてくれ、改札をすでに通っていた私に、「J!」と叫んで教えてくれましたが、私の耳には「G」と…。ということで、最後の最後でまたやってしまいました;;Gの乗り場に着くと、今にも出ようとしている電車があり、それに飛び乗りました。そして、全く別方向へ。次の駅に着いて初めて間違いに気がつき、慌てて降車しました。
ひっそりとした駅で、ひと気があまりありませんでした。今回のローマ・パリ旅行で初めて、『危険』、という二文字が私の頭に浮かんできました。すると、私と同じ電車から降りた男性が、しばらくの間、私の前を歩いていましたが、急に振り返り、何か私に向かって言い始めました。とても、好意的とは言えない感じで;そして最後にニヤリ。こっわ~、と思っていると、その男性は、急にゆっくり歩き始め、降りたホームと同じホームのベンチに座りました。そのホームには私とその人しかいませんでした。これは危険、と思い、早足でその人の前を通り過ぎ、別のホームへ移動しました。私が通り過ぎる瞬間、その人もちょっと動きかけましたが、結局何事もありませんでした。よかった。
そして別のホームにいた人に、空港方面行きの電車にはどこで乗ればいいか、と聞くと、丁寧に教えてくれました。でもその電車が来るまで、15分か20分ほど待たないといけなかったので、周りに注意を払いながら、その電車を待ちました。電車が来たので乗り込み、さっきいた駅へ逆戻り。そこから20分~30分ほど待ち時間があったので、その間、トイレに行くことにしました。すると、50セントの有料トイレでした。それしかなかったので仕方なく払って入りましたが、キレイなものではありませんでした。お金とるならキレイにしておいてくれればいいのに;
そしてやっと、空港方面行きの電車に乗ることができました。でも勝負はここからです。その後、2回乗り換えがあり、その乗り換えに失敗すると、確実に飛行機に乗れなくなる、もうそんな時間でした。なので、絶対今度は間違えないぞ、と常に神経を張り詰めていました。と言いながら、車窓の風景はしっかりカメラに納めていましたが^^;
そして乗り換えの時。ライアンエアーでの経験もあるので、一人だけではなく、少なくても二人には確認しよう、と思い、空港方面行きの電車はこれか、という質問を、3人にしてみました。するとみんな、これだ、と言うので、それを信用して乗りました。最後に、バスへの乗り換えがありましたが、これはドライバーの人に確認すれば十分だろうと思い、確認したところ、間違いなかったので、安心して空港へと向かいました。
空港へ着いたのは、出発約30分前。ギリギリ間に合ったぁ;しかーし、安心するのはまだ早いかった…。更なる難関が待ち受けていたのでした。
今回はVuelingを利用しました。Vuelingにもオンラインチェックイン(ライアンエアーのように義務的ではないと思いますが)というシステムがあり、ネットでチェックインを事前に済ませいたので、それを印刷したものを持って来ました。Vuelingは、一回飛ぶ毎に、お客さん用とVueling用の2枚が必要になります。前回、マドリッドからローマへ飛んだ時は、ゲートでその二枚を見せて、係員がVueling用の紙をとって、それで終わりでしたが、今回は違っていました;;Vuelingお前もか…。
今回は、まずセキュリティチェックの時に、搭乗券を見せてくれ、と言われ、その二枚を見せると、これじゃ駄目だから、チェックインカウンターに行って、搭乗券に代えて来てくれ、と言われました。え?と思い、「でもチェックインカウンターに行って搭乗券をもらうなら、オンラインチェックインをする意味ないんじゃないの?」と言い、「30分前からゲートが開くから、それまでに来ればいいって書かれてあるし、搭乗券に代える必要があるとは書かれてない。もしそれをする必要があるなら、出発30分前のゲートが開く前に来たら間に合わない場合もあるよね」と言っても、そのセキュリティーチェックの係員は、「駄目です、そういう決まりになってるから、チェックインカウンターで搭乗券に代えて来て下さい」の一点張り。納得いかない、と思ってたけど、後ろに並んでる人がブーブー言い始めたから、「もう並ぶ時間もあまりないから」と言って、優先的に対応してもらえるように、サインをしてもらいました。それを見せるとすんなり対応してくれました。
おかしい!と思いながらも、時間が迫っていたので、もう一度セキュリティーチェックを通過しようとすると、今度は、私のバッグの中身に問題があり、ひっかかってしまいました。あ…ジャム買ったの忘れてた…。そうです。朝行ったスーパーで、フランスはジャムもおいしいよね~、と調子に乗ってジャムも買っていたのですが、その時は、機内持ち込み禁止だということを完全に忘れていました。しまった…。
私の前にも持ち物チェックを受けている人がいたので、その人のチェックが終わるまで、少なくても5分は待っていたと思います。この状況での5分のロスは痛い;でも、その人も私も同じ便に乗る、出発までもうあまり時間がない、ということで、係員の人も少し急いでくれたようです。でもやっぱり、チェックはしっかりしておかないといけない、ということで、ジャムを見つけた後も、他にも何かあるんじゃないか、といろいろ探していました。でも結局はジャム瓶二つだけでした。私は、手荷物だけで旅をしていたので、飛行機に預けることはできません。できたとしても、ジャム瓶二つだけの為に、追加料金は払えない…。ということで、泣く泣く、その係員の人に、持って帰れないから、もしよかったらどうぞ、とジャムを渡して来ました。係員も、そんなこと言われても結局は捨てるしかないのかもしれないけど;
そして、ゲートへ着いたのは出発15分前。しかし、そこには見慣れた光景が。ゲートはまだ開いておらず、乗客たちは長い列を作って待っていました。今回は、20~30分の遅れでした。今回の旅行で、時間通りに乗れたことが一度もない、という;;
そして、パリを出発して、バルセロナへ。バルセロナでは、ターミナル2へ到着しましたが、今回私が利用した、スパンエアーのバルセロナ-グラナダの飛行機はターミナル1から出るということで、シャトルバスで移動しました。けっこうな距離があったように思います。スパンエアーでも、オンラインチェックインをすることができるので(これも、ライアンエアーのように、義務的ではないと思います)、オンラインチェックインの紙を係員の人に見せると、また、チェックインカウンターで搭乗券に代えてくれ、と言われました。またか、と思いましたが、今回は、オンラインチェックインをしている人専用のカウンターがあったので、これなら許せるかな、と思いました。
そして、スパンエアーに乗り込むと、今までで一番落ち着いた感じがしました。到着時間、今どこを飛んでいるか、などを表示した画面もあって、今までとは少し違う雰囲気でした。でも、後12分で到着、という時、画面が消え、テレビが天井部に収納されました。もう到着するからその準備だな、と思い、待っていると、12分を過ぎてもまだ到着する気配はありません。そして、20分が経ち、照明が消え、非常口のランプがつきました。アナウンスも何もなく、乗客も緊張しているのか、機内は静まり返っていました。私もその異様な静けさに、ちょっと怖くなりましたが、その約5分後、無事着陸しました。よかった。
ということで、今回の旅行、かなりのハードスケジュールでしたが、出会いもあり、とても充実した楽しい旅になりました。平均睡眠時間4時間でしたが^^;4日間で足早に、3つの国(イタリア、バチカン市国、フランス。スペインも含めると4つ。)と、5つの都市(マドリッド、ローマ、バチカン、パリ、ベルサイユ)を訪問することができました。航空会社とのトラブルだけが玉に傷でしたが;でも今となってはそれもいい思い出です(と無理やり思おうとする私。)
あと、ライアンエアーについてですが、公共の場で決定事項として言っているのだと思っていたので、てっきり実現しているとばかり思っていましたが、体重オーバーの人に追加料金とか、トイレの利用料金とか、提案として掲げていただけで、どうやら実現はしてないようです。で、今度は、立ったまま乗る案を提案しているようですが、それも実現する可能性は低そう;でも、客室乗務員をしている義妹が言っていましたが、中国の国内線の一部では、そういう試みもしている(か、提案されている)ようで、全く無理、というわけではなさそうです。次々に奇抜な案を出してくるライアンエアー。新しいことがしたい、んだろうけど、今実行していることを職員全てに徹底させることの方にも力を入れてくれると嬉しいんだけどな;
そして今回問題になっていた、オンラインチェックイン、ですが、航空会社によって違いがあるのはもちろん、同じ航空会社でも、空港によって、なのか、人によって、なのかわかりませんが、統一されてない感じがします;なので、オンラインでチェックインを済ませ、印刷した搭乗カードやHPに、並ぶ時間が省けるよ、30分前にゲートに来れば大丈夫、と書かれてあったとしても、信用せず、ゲートに行く前に、係員数人に確認をとった方がいいです。
特にライアンエアーは、ビザチェックがあるので、「ゲートでできるよ」と言われたとしても、それも信用せず、チケットオフィスやビザオフィス等に行って、スタンプを押してもらって下さい。そこに係員がいない場合は、チェックインカウンターで聞けばわかると思います。今HPをチェックすると、(こんなに強調されていたら、前回の旅行の前に絶対気づいてたはずなので、前は書かれてなかったと思うけど)、今はしつこいくらいに、ビザチェックが必要だ、ということが太字で書かれています;また、ビザチェックがないと、ライアンエアーが強制的に、返金なしにキャンセルをしたり、搭乗を拒否したりする権利がある、とも書かれていました。私の場合は、ライアンエアー側からすると、これに相当する部分かもしれませんが、私側からすると、スタンプを押してもらう努力をしたけど、オフィスに人がいなかった為、ライアンエアー職員の「ゲートで押してもらえるよ」という言葉を信じて待っていた、しかも、ゲートで押してもらえたかもしれないけど、スタンプが見つからなかった、という状況だったので、これで上記のルールを適応してもらっちゃあ困ります、という感じです。
ライアンエアーについては、オンラインチェックインは避けて通れない道なので(オンラインチェックインをしていないと、また、していたとしても印刷した紙がないと、40ユーロ(約5400円)ほど払わないと利用できません)しっかり確認をして、慌てず落ち着いて搭乗できるように、頑張って下さい☆
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そして三日目の朝、5時半のバスに乗って、空港へ向かいました。今回もライアンエアーを利用しました。ライアンエアーとは、今までも何度かちょっとしたトラブルがありましたが、今回は今までで一番大変でした。
小さい空港で、しかもオンラインチェックインも済ませていたので、待ち時間は十分ありました。そして、まず最初に、ライアンエアーのチケットオフィスを探しました。以前の記事で何度か書きましたが、ライアンエアーでは、オンラインチェックインの用紙にビザチェックの欄があって、そこにスタンプを押してもらう必要があります。一度、ゲートで押してもらったことがありましたが、その他はいつも、チェックインカウンターではなく、チケットオフィスのような場所で押してもらっていたので、まず最初にそこに向かいました。しかし、誰もいません。少し待ってみましたが、誰も来る様子がないので、とりあえずセキュリティチェックを済ませて中に入りました。そして、私の便のゲートの係員はまだ来てなかったので、他の便(ライアンエアー)のゲートの係員に、ビザチェックはどこですればいいか、と聞きました。すると、スタンプはゲートでもらえる、と言うので、他の人たちと同じように、自分の便のゲートで待っていました。
ゲートが開き、次々と乗客が飛行機への送迎バスに乗り込み、私の番になり、オンラインチェックインの用紙を見せると、スタンプがないから駄目、ここで待ってて、と言われました。言われるがままに、ゲートの隅で待っていると、乗客の搭乗券を全てチェックし終わった係員が「今ここにスタンプはないからもう少しここで待っていて」と面倒くさそうに、スタンプを探しに行きました。しかし、探しても見つからなかったようで、手ぶらで帰って来ました。
そして私に、「なんでスタンプを押してもらってないんだ、スタンプを押してない私の責任だ」と怒り始めました。私もそれにはカチンときて、「スタンプが必要なことは知っていたから、スタンプをもらいに行ったけど、誰もいなかった。だから、ライアンエアーの係員に、どこでスタンプがもらえるかというと、ここだと言われた。だからここで待っていた。しかも、スタンプが見つからないのはそっちの責任じゃないか」と言うと、向こうは逆ギレ状態で、ひたすら、私のせいだ、私が悪いんだ、と言い始め、最終的には、私を無視して、自分の仕事を始めました。何、これ?と思い「それで私はどうなるの?」というと、冷たい声で、「次の飛行機に乗るしかない」と言いました。温厚な私^^ですが、これにはさすがに怒り爆発で、「なんで次の飛行機に乗らないといけないんだぁ~」と怒り、「まず、チケットオフィスには誰もいなかった。それで、ライアンエアーの係員に確認して、ゲートでスタンプがもらえるというから待っていた。また、現に2日前に私はライアンエアーで飛んでるから、ビザの問題はないはずだ」と大声で言いました。するとその係員は、むっとした顔でオンラインチェックインの半券を切り(本当は、ビザチェックのスタンプを押した後に切るものですが、チェックのスタンプなしに切ってしまいました)、お客さん控え用ではない方を私に渡し(ただ単に間違えたのか、ビザチェックしていないことがわからないように、ビザチェックの欄があるお客さん控え用ではない方を渡したのか、わかりませんが)、バスの運転手を呼び、私一人だけバスに乗せて、飛行機へと向かわせました。
飛行機では、乗客は全て席に着いていて、私を待っている状態でした。もらった半券を見せると、「なんでこっちの方なの?もう片方は?ビザチェックせずに乗せたの?」と問題になりました。でも、いつもビザチェックの際に見せるパスポートと住民カードを見せると、「あ、これなら問題ないわ」とすんなり乗せてくれました。出発した後、客室乗務員の方に一部始終を説明すると、「それはその係員の責任だ」と言っていました。ほんと、大変でした。でもとりあえず乗れたので、ほっとしました。ちなみに、この航空券はけっこう前に、しかもセールの時にとったので、10ユーロでした。でも、直前にとると、その何倍ものお金を払わないといけません。次の飛行機のチケットをとるお金なんて持ってなかったから、これで乗れてなかったら、イタリアに置き去りにされていたかも;;ほんと、乗れてよかった。
それから、9時ごろ、フランスに到着。ライアンエアーはだいたい都市部から離れている空港を使っているので、空港に着いてからパリ市内まで、バスで1時間15分ほどかかりました。
11時頃、パリに到着。着くとすぐに、パリのバスや地下鉄などで使えるカルネ10枚綴り(11.60ユーロ)を買いました。このカルネ10枚綴りですが、一日乗り放題のチケットがあり、私の場合はそっちを買った方がよかったかな、と少し後悔しました;滞在期間と行きたい場所がどのゾーンにあるか、にも寄ります。よく考えて、賢い買い方をして下さい☆
そして、インフォメーションセンターへ向かいましたが、その途中で、本屋さんを見つけました。日本の本屋さんがそのままパリにやってきた、という感じで、本屋の名前は忘れましたが、中には、日本語の本、日本の文房具などがたくさん売られていました。そこに入るだけで、日本にいるかのような錯覚にとらわれる、素敵な空間でした。
そして、インフォメーションセンターで、パリ・ミュージアム・パスを買いました。パリや郊外の60以上もの美術館のチケット売り場に並ばずに入ることができる2日間有効のパスです。他にも4日間、6日間有効のものがあります。このチケットのおかげで、チケット売り場に並ぶ手間が省け、大幅な時間短縮ができました。32ユーロでした。元も十分取る事ができました。
そこから、ルーブル美術館へ行き、モナリザやミロのヴィーナス、サモトラケのニケなどを見て、ノートルダム大聖堂へと向かいました。ノートルダム大聖堂は無料だったので、たくさんの人が並んでいましたが、チケットのチェックがないので、比較的スムーズに中へ入ることができました。一つ気になったことは、というと、大聖堂の中では静粛に、という表示があるにも関わらず、その入り口で、私の後ろに並んでいたスペイン人のおばさん達が大きな声で話していたことです。係員の人が二人して、「シーーー」と言っても、耳には入ってなかったようで、私も振り返って、「シーーー」と言ってみましたが、効果はなかったようです^^;飛行機の中でもそうですが、スペイン人がいるのといないのとでは、騒音レベルが大きく変わります;
それから、ステンドグラスが素敵な教会、シャント・シャペルへ行きました。ここはセキュリティチェックで長い間待たないといけませんでしたが(たぶん中で裁判所とつながっているせいもあるんだと思いますが)、そこを抜けた所にあるチケット売り場では並ぶことなく、すぐ中に入ることができました。とてもきれいなステンドグラスに感動しました。
それから、バスに乗り、オルセー美術館へ行きました。ミレーの「落穂拾い」やゴッホの「自画像」、マネの「笛を吹く少年」など、他にもたくさんの作品を見ました。でも、フラッシュ撮影している人がいて(私が見た中には、日本人や中国人の観光客もたくさんいました)残念に思いました。フラッシュを使うと、その光が作品の劣化を促すとされているので、マナーはしっかり守ってほしいですね。
そして、オペラ座ガルニエへ行きました。後で調べてわかったんですが、天井画にシャガールの絵が描かれているという…。その時は気づきませんでしたが、写真を見てみると、確かにありました^^;とても素敵なオペラ座でした。
そのオペラ座の前で、フランスの友達と待ち合わせしました。以前グラナダへスペイン語を勉強しに来た子で、私のクラスメートでした。彼女がフランスに戻ってから2年後、やっと再会を果たしました。しかもパリで^^遠くからでも一目でわかりました。変わってない^^とても嬉しかったです。
その友達との待ち合わせ時間は午後4時半。午前11時にパリに到着し、インフォメーションに行った後の午後12時から午後4時半までの4時間半、二つの美術館と二つの教会(大聖堂)、そしてオペラ座を見学しました。かなりのハードスケジュールです;
それから二人で、クレープを食べに行きました。若者が集まる、おいしい物がたくさんある通りへ行き、そこでラズベリー&ライムクレープを食べました☆おいしかったです。そしてこのクレープがその日の最初の食事。朝ローマを出てから、友達に会ってクレープを食べた午後5時半まで、無飲無食で走り回っていました。やっと一息。幸せな瞬間でした。その店を出た後、ふと気になる店を発見しました。女性のブラジャーがたくさんぶら下がっている店です。すると彼女は、ここの喫茶店(バー)は、ウェーターはみんな下着一枚の男性で、若い女の子がたくさん来る所なんだよ、と説明してくれました。かわいいクレープ屋さんやレストランの間に普通にあるので、びっくり^^;すごいなパリジェンヌ。
それから、シャンゼリゼ通りへ行き、高そうな店ばかりだなぁと思いながら歩いていました。その後、彼女の旦那さんと合流し、一緒に夕食をとり、店の外に出ると、なんと大雨;;懐かしいなぁ、バルセロナ旅行で体験したなぁ、この雨;という激しい降りっぷりでした。パリはここずっと雨が降っているようで、前日に出会ったアメリカ人カップルも、パリに行って来たばかりだけど、雨がすごかったから傘持ってた方がいいよ、とアドバイスをしてくれたほどです。傘…持ってない。でもそこはさすがパリジェンヌ。友達はしっかり折りたたみ傘を持ってきてました。傘を常備してるかどうかで、パリジェンヌかどうかの見分けがつくよ、と冗談まじりに言っていました^^
しかし、友達と旦那さんと私の3人だったので、小さい折りたたみ傘には入りきらず、けっこう濡れてました。でも、バルセロナ旅行に比べたら、これくらいなんともないわ、という濡れで、バルセロナ旅行の雨がプラスに働いた瞬間でした。そのまま、凱旋門へと進み、凱旋門の下で雨宿り。バルセロナのカサミラでの雨宿りに続いて、またもや贅沢な雨宿りとなりました。
そしてあまり時間がなかった為、凱旋門見学を10分ほどで済ませてしまった私;凱旋門の上に続く階段を、途中までは全速力で駆け上がり、パリの街と、エッフェル塔を見て、それから、またもや全速力で下まで走って降りました。気づいたら雨が止んでいたので、雨に濡れることなく見学ができました。よかったです。
その後、再びルーブル美術館へ。実は、ルーブル美術館の荷物預かり所へ荷物を預けたままパリ見学をしていたので(ルーブル見学専用の荷物預かり所だと思いますが;)、その荷物を引き取りに、再びルーブル美術館へ行きました。荷物を受け取り、次に目指すは友達の妹の家。初対面でしたが、とても気さくで、すぐに、何十年来の友達、のようになりました^^つい最近まで日本で働いていたようです。政府関係の仕事で、3ヶ月だけでしたが、なんとその滞在期間中に、麻生総理にも会ったと言っていました。おもしろい^^いろいろ話していると、話が尽きず、結局寝たのは夜中の3時;;次の日は8時起床だったので、この日の睡眠時間は5時間。この旅で一番寝た夜だったけど、前日は3時間だったので…。この日の活動時間、23時間。よくやったな;;
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小さい空港で、しかもオンラインチェックインも済ませていたので、待ち時間は十分ありました。そして、まず最初に、ライアンエアーのチケットオフィスを探しました。以前の記事で何度か書きましたが、ライアンエアーでは、オンラインチェックインの用紙にビザチェックの欄があって、そこにスタンプを押してもらう必要があります。一度、ゲートで押してもらったことがありましたが、その他はいつも、チェックインカウンターではなく、チケットオフィスのような場所で押してもらっていたので、まず最初にそこに向かいました。しかし、誰もいません。少し待ってみましたが、誰も来る様子がないので、とりあえずセキュリティチェックを済ませて中に入りました。そして、私の便のゲートの係員はまだ来てなかったので、他の便(ライアンエアー)のゲートの係員に、ビザチェックはどこですればいいか、と聞きました。すると、スタンプはゲートでもらえる、と言うので、他の人たちと同じように、自分の便のゲートで待っていました。
ゲートが開き、次々と乗客が飛行機への送迎バスに乗り込み、私の番になり、オンラインチェックインの用紙を見せると、スタンプがないから駄目、ここで待ってて、と言われました。言われるがままに、ゲートの隅で待っていると、乗客の搭乗券を全てチェックし終わった係員が「今ここにスタンプはないからもう少しここで待っていて」と面倒くさそうに、スタンプを探しに行きました。しかし、探しても見つからなかったようで、手ぶらで帰って来ました。
そして私に、「なんでスタンプを押してもらってないんだ、スタンプを押してない私の責任だ」と怒り始めました。私もそれにはカチンときて、「スタンプが必要なことは知っていたから、スタンプをもらいに行ったけど、誰もいなかった。だから、ライアンエアーの係員に、どこでスタンプがもらえるかというと、ここだと言われた。だからここで待っていた。しかも、スタンプが見つからないのはそっちの責任じゃないか」と言うと、向こうは逆ギレ状態で、ひたすら、私のせいだ、私が悪いんだ、と言い始め、最終的には、私を無視して、自分の仕事を始めました。何、これ?と思い「それで私はどうなるの?」というと、冷たい声で、「次の飛行機に乗るしかない」と言いました。温厚な私^^ですが、これにはさすがに怒り爆発で、「なんで次の飛行機に乗らないといけないんだぁ~」と怒り、「まず、チケットオフィスには誰もいなかった。それで、ライアンエアーの係員に確認して、ゲートでスタンプがもらえるというから待っていた。また、現に2日前に私はライアンエアーで飛んでるから、ビザの問題はないはずだ」と大声で言いました。するとその係員は、むっとした顔でオンラインチェックインの半券を切り(本当は、ビザチェックのスタンプを押した後に切るものですが、チェックのスタンプなしに切ってしまいました)、お客さん控え用ではない方を私に渡し(ただ単に間違えたのか、ビザチェックしていないことがわからないように、ビザチェックの欄があるお客さん控え用ではない方を渡したのか、わかりませんが)、バスの運転手を呼び、私一人だけバスに乗せて、飛行機へと向かわせました。
飛行機では、乗客は全て席に着いていて、私を待っている状態でした。もらった半券を見せると、「なんでこっちの方なの?もう片方は?ビザチェックせずに乗せたの?」と問題になりました。でも、いつもビザチェックの際に見せるパスポートと住民カードを見せると、「あ、これなら問題ないわ」とすんなり乗せてくれました。出発した後、客室乗務員の方に一部始終を説明すると、「それはその係員の責任だ」と言っていました。ほんと、大変でした。でもとりあえず乗れたので、ほっとしました。ちなみに、この航空券はけっこう前に、しかもセールの時にとったので、10ユーロでした。でも、直前にとると、その何倍ものお金を払わないといけません。次の飛行機のチケットをとるお金なんて持ってなかったから、これで乗れてなかったら、イタリアに置き去りにされていたかも;;ほんと、乗れてよかった。
それから、9時ごろ、フランスに到着。ライアンエアーはだいたい都市部から離れている空港を使っているので、空港に着いてからパリ市内まで、バスで1時間15分ほどかかりました。
11時頃、パリに到着。着くとすぐに、パリのバスや地下鉄などで使えるカルネ10枚綴り(11.60ユーロ)を買いました。このカルネ10枚綴りですが、一日乗り放題のチケットがあり、私の場合はそっちを買った方がよかったかな、と少し後悔しました;滞在期間と行きたい場所がどのゾーンにあるか、にも寄ります。よく考えて、賢い買い方をして下さい☆
そして、インフォメーションセンターへ向かいましたが、その途中で、本屋さんを見つけました。日本の本屋さんがそのままパリにやってきた、という感じで、本屋の名前は忘れましたが、中には、日本語の本、日本の文房具などがたくさん売られていました。そこに入るだけで、日本にいるかのような錯覚にとらわれる、素敵な空間でした。
そして、インフォメーションセンターで、パリ・ミュージアム・パスを買いました。パリや郊外の60以上もの美術館のチケット売り場に並ばずに入ることができる2日間有効のパスです。他にも4日間、6日間有効のものがあります。このチケットのおかげで、チケット売り場に並ぶ手間が省け、大幅な時間短縮ができました。32ユーロでした。元も十分取る事ができました。
そこから、ルーブル美術館へ行き、モナリザやミロのヴィーナス、サモトラケのニケなどを見て、ノートルダム大聖堂へと向かいました。ノートルダム大聖堂は無料だったので、たくさんの人が並んでいましたが、チケットのチェックがないので、比較的スムーズに中へ入ることができました。一つ気になったことは、というと、大聖堂の中では静粛に、という表示があるにも関わらず、その入り口で、私の後ろに並んでいたスペイン人のおばさん達が大きな声で話していたことです。係員の人が二人して、「シーーー」と言っても、耳には入ってなかったようで、私も振り返って、「シーーー」と言ってみましたが、効果はなかったようです^^;飛行機の中でもそうですが、スペイン人がいるのといないのとでは、騒音レベルが大きく変わります;
それから、ステンドグラスが素敵な教会、シャント・シャペルへ行きました。ここはセキュリティチェックで長い間待たないといけませんでしたが(たぶん中で裁判所とつながっているせいもあるんだと思いますが)、そこを抜けた所にあるチケット売り場では並ぶことなく、すぐ中に入ることができました。とてもきれいなステンドグラスに感動しました。
それから、バスに乗り、オルセー美術館へ行きました。ミレーの「落穂拾い」やゴッホの「自画像」、マネの「笛を吹く少年」など、他にもたくさんの作品を見ました。でも、フラッシュ撮影している人がいて(私が見た中には、日本人や中国人の観光客もたくさんいました)残念に思いました。フラッシュを使うと、その光が作品の劣化を促すとされているので、マナーはしっかり守ってほしいですね。
そして、オペラ座ガルニエへ行きました。後で調べてわかったんですが、天井画にシャガールの絵が描かれているという…。その時は気づきませんでしたが、写真を見てみると、確かにありました^^;とても素敵なオペラ座でした。
そのオペラ座の前で、フランスの友達と待ち合わせしました。以前グラナダへスペイン語を勉強しに来た子で、私のクラスメートでした。彼女がフランスに戻ってから2年後、やっと再会を果たしました。しかもパリで^^遠くからでも一目でわかりました。変わってない^^とても嬉しかったです。
その友達との待ち合わせ時間は午後4時半。午前11時にパリに到着し、インフォメーションに行った後の午後12時から午後4時半までの4時間半、二つの美術館と二つの教会(大聖堂)、そしてオペラ座を見学しました。かなりのハードスケジュールです;
それから二人で、クレープを食べに行きました。若者が集まる、おいしい物がたくさんある通りへ行き、そこでラズベリー&ライムクレープを食べました☆おいしかったです。そしてこのクレープがその日の最初の食事。朝ローマを出てから、友達に会ってクレープを食べた午後5時半まで、無飲無食で走り回っていました。やっと一息。幸せな瞬間でした。その店を出た後、ふと気になる店を発見しました。女性のブラジャーがたくさんぶら下がっている店です。すると彼女は、ここの喫茶店(バー)は、ウェーターはみんな下着一枚の男性で、若い女の子がたくさん来る所なんだよ、と説明してくれました。かわいいクレープ屋さんやレストランの間に普通にあるので、びっくり^^;すごいなパリジェンヌ。
それから、シャンゼリゼ通りへ行き、高そうな店ばかりだなぁと思いながら歩いていました。その後、彼女の旦那さんと合流し、一緒に夕食をとり、店の外に出ると、なんと大雨;;懐かしいなぁ、バルセロナ旅行で体験したなぁ、この雨;という激しい降りっぷりでした。パリはここずっと雨が降っているようで、前日に出会ったアメリカ人カップルも、パリに行って来たばかりだけど、雨がすごかったから傘持ってた方がいいよ、とアドバイスをしてくれたほどです。傘…持ってない。でもそこはさすがパリジェンヌ。友達はしっかり折りたたみ傘を持ってきてました。傘を常備してるかどうかで、パリジェンヌかどうかの見分けがつくよ、と冗談まじりに言っていました^^
しかし、友達と旦那さんと私の3人だったので、小さい折りたたみ傘には入りきらず、けっこう濡れてました。でも、バルセロナ旅行に比べたら、これくらいなんともないわ、という濡れで、バルセロナ旅行の雨がプラスに働いた瞬間でした。そのまま、凱旋門へと進み、凱旋門の下で雨宿り。バルセロナのカサミラでの雨宿りに続いて、またもや贅沢な雨宿りとなりました。
そしてあまり時間がなかった為、凱旋門見学を10分ほどで済ませてしまった私;凱旋門の上に続く階段を、途中までは全速力で駆け上がり、パリの街と、エッフェル塔を見て、それから、またもや全速力で下まで走って降りました。気づいたら雨が止んでいたので、雨に濡れることなく見学ができました。よかったです。
その後、再びルーブル美術館へ。実は、ルーブル美術館の荷物預かり所へ荷物を預けたままパリ見学をしていたので(ルーブル見学専用の荷物預かり所だと思いますが;)、その荷物を引き取りに、再びルーブル美術館へ行きました。荷物を受け取り、次に目指すは友達の妹の家。初対面でしたが、とても気さくで、すぐに、何十年来の友達、のようになりました^^つい最近まで日本で働いていたようです。政府関係の仕事で、3ヶ月だけでしたが、なんとその滞在期間中に、麻生総理にも会ったと言っていました。おもしろい^^いろいろ話していると、話が尽きず、結局寝たのは夜中の3時;;次の日は8時起床だったので、この日の睡眠時間は5時間。この旅で一番寝た夜だったけど、前日は3時間だったので…。この日の活動時間、23時間。よくやったな;;
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旅行記の続きです。いよいよ二日目。
朝6時半ごろに起きて、7時すぎ頃にバチカン市国へ到着しました。まず、サン・ピエトロ大聖堂へ行き、エレベーターと階段を使い、上まで登りました。なんと、一番乗りでした。途中までエレベーターで上がれますが(料金7ユーロ。階段のみだと5ユーロです)、そこから階段で、正確には覚えていませんが、3百段ちょっと登ります。体を斜めにして登らないといけな部分もあったりして、なかなか登りづらいですが、登った後は涼しい風が迎えてくれるので、気持ちがいいです。
そこから、バチカン美術館へと向かいましたが、朝食をとってなかったので、ここで一休み。サンピエトロ大聖堂とバチカン美術館の間にあるカフェへ立ち寄り、コーヒーとクロワッサンを注文しました。座って食べると高くなるということは知っていましたが、大聖堂に上った後で少し疲れていたので、座って食べました。すると、会計時にびっくり。コーヒーと小さいクロワッサン一個だけで、9ユーロ(約1200円)。驚き価格です。座って食べると高くなる、とイタリア在住の方が言っていたのと、私たちの前で会計を済ませていた人たちも同じようなものを食べ、同じくらいの金額を払っていたので、観光客価格、ということではなさそうです。確かに、バチカンに近い場所だったので、その分高くなっている可能性はありますが。でも、昨日会った人たちは、カプチーノで4,5ユーロは普通だと言っていたので、今回の9ユーロは相場外の値段でもなさそうです。それにしても、たかーーーーーい。。。。
朝食で軽くカルチャーショックを受けた後で、バチカン美術館へと向かいました。
ここでは、全てを見る時間はなかったので、ラファエロの絵画やシスティーナ礼拝堂などを早足で見て、次の場所へと急ぎました。友達は、疲れていたようなので、ホテルへ帰り、私は一人で、昨日見れなかったパンテオンとコロッセオを見に行きました。また昨晩夕食をとる予定だった、日本人が経営されているイタリアンレストランへ行き、トマトとルッコラとモッツァレラチーズのサラダを食べました。これが本当においしかった!!今まで食べたモッツァレラチーズの中で一番濃厚で、一口一口大切に味わって食べました。
そこで、そこのオーナーの『ともこさん』とお話をさせていただきました。とてもバイタリティの溢れる方で、人生を楽しんで、充実させて生きられているのが伝わってきました。2008年のミシュランガイドにも載ったことがあるという実力店です。従業員の方々も日本語が話せるので、イタリア語がわからなくても大丈夫です。お店の名前は、"Ristrante Tudini Gabriele & Tomoko" で、HPは、www.romatudini.com/ です。宿泊もされているようなので、もしローマに行かれる方がいらっしゃったら、ともこさんに会いに行ってみて下さい☆疲れていても、ともこさんのお人柄と、イタリア料理で元気になれますよ♪
その後、友達と再度待ち合わせをして、電車に乗ってナポリへと向かいました。しかし不覚にも、乗ろうと思っていた電車に乗り遅れたので、もう一つ後の便で行くことになりました。イタリアに来たからには本場のピザを食べないと、ということで、午後4時頃ナポリへ到着。ナポリについて真っ先に向かった先は、"Da Michele(ダ・ミケーレ)"です。かなり有名な店なので、並ばないといけないかもと思っていましたが、行った時間が食事時をはずしていたので、すぐに入れました。それでも、店内にはたくさんの人で溢れ返っていました。著名人も訪れたことがあるようで、マラドーナの写真も飾ってありました。
メニューは、マルゲリータとマリナーラ(チーズなしのニンニクのピザ)の二種類で、友達と一緒にマルゲリータを一枚注文しました。一番小さいサイズでも、十分おなかいっぱいになるくらいの大きさでした。そしてなんと、一枚4ユーロ(約540円)。安い!今回は、ピザ屋の梯子をする予定だったので、少し抑え目に二人で一枚を半分にして食べましたが、それでもけっこうな量で、ピザの縁の部分(コルニチョーネと言うようです)を少し残しました。ピザ生地もモチモチしていて本当においしかったので、実際のところ、残した縁の部分はほんの少しです。後は、やめられない止まらない♪状態で、いけないとは分かっていても、次々と、残していた部分を口に運んでいました。最後まで全部食べなかったのは、次のピザを味わいたい、という思いがあったからで、それがなかったら、全部食べていたと思います。それほど、おいしかった☆
また、このナポリのピザ屋さんで、私のピザに対する常識が覆されました。なんと、ピザを釜に入れてから出来上がるまでの所要時間、45秒…。生地を伸ばして、具を載せて、という時間を入れても、1分半くらいなもんじゃないかな。ピザって時間がかかるものだというイメージがあったけど、こういう釜で高温でさっと焼くものなんだと思いました。釜によっても、ピザの厚さや種類によっても変わってくるかもしれないけど。ということで、目でも舌でも存分にピザを楽しむことができました^^
そして次のピザ屋さん、"Di Matteo(ディ・マッテオ)"へ向かいました。ナポリの中心地スカッパ・ナポリにあり、ここは、ビル・クリントン元大統領が訪れたようです。ここでは、ちょっとランクが上の、水牛のモッツァレラチーズを使った"Bufalina D.O.C"というピザを注文しました。チーズがたっぷり載っていて、チーズ好きな私にはこっちの方が好みかな。これまた6ユーロ(約810円)という安さで、おいしいピザを頂きました。
それから少し、スカッパ・ナポリを歩いて、買い物をして帰ろうとしていると、私が買った物が、観光客用に少し高い値段で売りつけられていたことに気づいて、文句を言いに行くと、もう買ってしまったから駄目だ、と言われました。納得がいかない、と、私はスペイン語で、向こうはイタリア語で言い合いをしましたが、面白いことに、会話がしっかり成立していました。やっぱりスペイン語とイタリア語って今更ながら似てるんだなぁということを実感。結局、返してもらえませんでしたが、電車が出る時間が迫っていたので、それは諦め、電車駅へと急ぎました。数百メートルほど全速力で走って、無事間に合いました。ちなみにナポリの滞在時間は2時間でした^^;でも十分にナポリのピザと人に触れることができ、充実した2時間でした。でもこれはさすがにちょっと疲れたかな;
当然、友達はおなかいっぱいで、しかも疲れていた為、ホテルで休養し、私は、イタリア最後の夜、と、スパゲッティを食べに出かけました。"L'Archetto(ラルケット)"という、ネットで紹介されていた店です。すると、私の前にアメリカ人カップル(ご両親はメキシコの方なので、スペイン語も話せるようでした)がいたので、「待っているんですか?」と聞くと、「はい。あなたも待っているのね?^^」と気さくに話しかけてくれました。それから待ち時間にいろいろと話をして、意気投合し、3人(アメリカ人カップル+邪魔者一人;)でご飯を食べることになりました。席につくと、隣のテーブルにいたハンガリー人カップルとも仲良くなり、最終的には5人でご飯を食べました。一人で食べる予定が、5人になったので、とても楽しかったです。ちなみに、火曜日と木曜日(だったっけな?)だけのメニュー、海鮮パスタを頼みました☆
話が盛り上がり、まだまだ話していたい気分でしたが、時間も遅かったので、先に帰りました。ホテルに着いたのは、11時45分頃。就寝時刻は、1時頃です。次の日は朝4時に起きる予定にしていたので、この日の睡眠時間3時間。起きれるか少し心配でしたが、旅行モードに入っていたので、なんとか起きて空港に向かうことができました。
今日で、ノルウェー在住の彼女とはお別れ。彼女は、もう一日、ローマで過ごしました。今回のローマ旅行、ハードな旅になってしまったけど、一緒に旅行ができて本当に嬉しかったよ。ありがとう!!!
そしていよいよ3日目はパリ上陸です。どんなことが待ち受けているやら^^;
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朝6時半ごろに起きて、7時すぎ頃にバチカン市国へ到着しました。まず、サン・ピエトロ大聖堂へ行き、エレベーターと階段を使い、上まで登りました。なんと、一番乗りでした。途中までエレベーターで上がれますが(料金7ユーロ。階段のみだと5ユーロです)、そこから階段で、正確には覚えていませんが、3百段ちょっと登ります。体を斜めにして登らないといけな部分もあったりして、なかなか登りづらいですが、登った後は涼しい風が迎えてくれるので、気持ちがいいです。
そこから、バチカン美術館へと向かいましたが、朝食をとってなかったので、ここで一休み。サンピエトロ大聖堂とバチカン美術館の間にあるカフェへ立ち寄り、コーヒーとクロワッサンを注文しました。座って食べると高くなるということは知っていましたが、大聖堂に上った後で少し疲れていたので、座って食べました。すると、会計時にびっくり。コーヒーと小さいクロワッサン一個だけで、9ユーロ(約1200円)。驚き価格です。座って食べると高くなる、とイタリア在住の方が言っていたのと、私たちの前で会計を済ませていた人たちも同じようなものを食べ、同じくらいの金額を払っていたので、観光客価格、ということではなさそうです。確かに、バチカンに近い場所だったので、その分高くなっている可能性はありますが。でも、昨日会った人たちは、カプチーノで4,5ユーロは普通だと言っていたので、今回の9ユーロは相場外の値段でもなさそうです。それにしても、たかーーーーーい。。。。
朝食で軽くカルチャーショックを受けた後で、バチカン美術館へと向かいました。
ここでは、全てを見る時間はなかったので、ラファエロの絵画やシスティーナ礼拝堂などを早足で見て、次の場所へと急ぎました。友達は、疲れていたようなので、ホテルへ帰り、私は一人で、昨日見れなかったパンテオンとコロッセオを見に行きました。また昨晩夕食をとる予定だった、日本人が経営されているイタリアンレストランへ行き、トマトとルッコラとモッツァレラチーズのサラダを食べました。これが本当においしかった!!今まで食べたモッツァレラチーズの中で一番濃厚で、一口一口大切に味わって食べました。
そこで、そこのオーナーの『ともこさん』とお話をさせていただきました。とてもバイタリティの溢れる方で、人生を楽しんで、充実させて生きられているのが伝わってきました。2008年のミシュランガイドにも載ったことがあるという実力店です。従業員の方々も日本語が話せるので、イタリア語がわからなくても大丈夫です。お店の名前は、"Ristrante Tudini Gabriele & Tomoko" で、HPは、www.romatudini.com/ です。宿泊もされているようなので、もしローマに行かれる方がいらっしゃったら、ともこさんに会いに行ってみて下さい☆疲れていても、ともこさんのお人柄と、イタリア料理で元気になれますよ♪
その後、友達と再度待ち合わせをして、電車に乗ってナポリへと向かいました。しかし不覚にも、乗ろうと思っていた電車に乗り遅れたので、もう一つ後の便で行くことになりました。イタリアに来たからには本場のピザを食べないと、ということで、午後4時頃ナポリへ到着。ナポリについて真っ先に向かった先は、"Da Michele(ダ・ミケーレ)"です。かなり有名な店なので、並ばないといけないかもと思っていましたが、行った時間が食事時をはずしていたので、すぐに入れました。それでも、店内にはたくさんの人で溢れ返っていました。著名人も訪れたことがあるようで、マラドーナの写真も飾ってありました。
メニューは、マルゲリータとマリナーラ(チーズなしのニンニクのピザ)の二種類で、友達と一緒にマルゲリータを一枚注文しました。一番小さいサイズでも、十分おなかいっぱいになるくらいの大きさでした。そしてなんと、一枚4ユーロ(約540円)。安い!今回は、ピザ屋の梯子をする予定だったので、少し抑え目に二人で一枚を半分にして食べましたが、それでもけっこうな量で、ピザの縁の部分(コルニチョーネと言うようです)を少し残しました。ピザ生地もモチモチしていて本当においしかったので、実際のところ、残した縁の部分はほんの少しです。後は、やめられない止まらない♪状態で、いけないとは分かっていても、次々と、残していた部分を口に運んでいました。最後まで全部食べなかったのは、次のピザを味わいたい、という思いがあったからで、それがなかったら、全部食べていたと思います。それほど、おいしかった☆
また、このナポリのピザ屋さんで、私のピザに対する常識が覆されました。なんと、ピザを釜に入れてから出来上がるまでの所要時間、45秒…。生地を伸ばして、具を載せて、という時間を入れても、1分半くらいなもんじゃないかな。ピザって時間がかかるものだというイメージがあったけど、こういう釜で高温でさっと焼くものなんだと思いました。釜によっても、ピザの厚さや種類によっても変わってくるかもしれないけど。ということで、目でも舌でも存分にピザを楽しむことができました^^
そして次のピザ屋さん、"Di Matteo(ディ・マッテオ)"へ向かいました。ナポリの中心地スカッパ・ナポリにあり、ここは、ビル・クリントン元大統領が訪れたようです。ここでは、ちょっとランクが上の、水牛のモッツァレラチーズを使った"Bufalina D.O.C"というピザを注文しました。チーズがたっぷり載っていて、チーズ好きな私にはこっちの方が好みかな。これまた6ユーロ(約810円)という安さで、おいしいピザを頂きました。
それから少し、スカッパ・ナポリを歩いて、買い物をして帰ろうとしていると、私が買った物が、観光客用に少し高い値段で売りつけられていたことに気づいて、文句を言いに行くと、もう買ってしまったから駄目だ、と言われました。納得がいかない、と、私はスペイン語で、向こうはイタリア語で言い合いをしましたが、面白いことに、会話がしっかり成立していました。やっぱりスペイン語とイタリア語って今更ながら似てるんだなぁということを実感。結局、返してもらえませんでしたが、電車が出る時間が迫っていたので、それは諦め、電車駅へと急ぎました。数百メートルほど全速力で走って、無事間に合いました。ちなみにナポリの滞在時間は2時間でした^^;でも十分にナポリのピザと人に触れることができ、充実した2時間でした。でもこれはさすがにちょっと疲れたかな;
当然、友達はおなかいっぱいで、しかも疲れていた為、ホテルで休養し、私は、イタリア最後の夜、と、スパゲッティを食べに出かけました。"L'Archetto(ラルケット)"という、ネットで紹介されていた店です。すると、私の前にアメリカ人カップル(ご両親はメキシコの方なので、スペイン語も話せるようでした)がいたので、「待っているんですか?」と聞くと、「はい。あなたも待っているのね?^^」と気さくに話しかけてくれました。それから待ち時間にいろいろと話をして、意気投合し、3人(アメリカ人カップル+邪魔者一人;)でご飯を食べることになりました。席につくと、隣のテーブルにいたハンガリー人カップルとも仲良くなり、最終的には5人でご飯を食べました。一人で食べる予定が、5人になったので、とても楽しかったです。ちなみに、火曜日と木曜日(だったっけな?)だけのメニュー、海鮮パスタを頼みました☆
話が盛り上がり、まだまだ話していたい気分でしたが、時間も遅かったので、先に帰りました。ホテルに着いたのは、11時45分頃。就寝時刻は、1時頃です。次の日は朝4時に起きる予定にしていたので、この日の睡眠時間3時間。起きれるか少し心配でしたが、旅行モードに入っていたので、なんとか起きて空港に向かうことができました。
今日で、ノルウェー在住の彼女とはお別れ。彼女は、もう一日、ローマで過ごしました。今回のローマ旅行、ハードな旅になってしまったけど、一緒に旅行ができて本当に嬉しかったよ。ありがとう!!!
そしていよいよ3日目はパリ上陸です。どんなことが待ち受けているやら^^;
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さて、旅行記の続きです。
ローマに降り立った私は、予約していたホテルで、先に到着していたノルウェー在住の友達に会いました。
彼女とは、去年の夏、テテリアで出会い、次の日、コルドバまで一緒に旅行をしました。といっても、私が勝手について行った、と言った方が正しいかもしれませんが^^;そして去年の年末、日本に帰省している時期が重なったので、日本で再会しました。そして今回、イタリアで再再会、ということに。ローマの旅行もそうですが、彼女と会えることもとても楽しみにしていたので、一緒にまた旅ができることが本当に嬉しかったです。
しかし、私の飛行機の遅れから、2時間も遅くローマに着いてしまったので、コロッセオとパンテオンを見学することができなくなりました。なので、そのまま”サンテウスタキオ”という、コーヒーで有名なカフェに向かいました。
以前グラナダに遊びに来てくれたイタリア通の友達に教えてもらったところです。パンテオンとナヴォーナ広場の間にあって、パンテオンが閉まっているのを確認した後、ナヴォーナ広場に向かう途中に寄りました。早速カフェを見つけ、名前の一部にサンテウスタキオ、と言う文字があったので、ここかな、と入り、カプチーノを飲んでみましたが、二人の反応は、「う~ん。普通…;」。評判に聞くおいしさではありませんでした。一杯飲んで3ユーロ(約400円)だったので、ちょっと高いな、と思いながら店を後にしました。ちなみにスペインでは、1ユーロちょっと(約150円)です。
すると、店を出て10秒くらい歩くと、”サンテウスタキオ”と言う名前のカフェが目の前に飛び込んできました!二人して、「あーー。ここだったぁ~」と叫び、間違えた…と失笑。店内には、以前、そのイタリア通の友達がイタリアから直接グラナダに来てくれた時、お土産に持ってきてくれたコーヒーのパッケージと同じものが並べられてありました。間違いありません。ここです。
中に入り、さてどうしたものか、と立っていると、中でコーヒーを飲んでいた日本人の方二人が、「ここでお金を払って、ここで注文するのよ。」と親切に教えてくれました。イタリア在住の方々のようです。何もわかっていないイタリア初心者の私たちにいろいろと教えてくれました。
まず、立って飲む料金と座って飲む料金との違い。その店で、立ってカプチーノを飲んだ料金は、1.30ユーロ(175円)でした。座って飲むと、2倍にも3倍にもなるようです。そういえば、と、私たちがさっき飲んだカプチーノの値段は3ユーロだった(座って飲みました)、という話をすると、「それは安い方よ、普通4~5ユーロ(約540~670円)はとられるよ」と教えてくれました。決して旅行者専用の値段ということではないようです。そこで暮らしている方々が言っていたことなので、誰に対しても均一料金で、立って飲むのと、座って飲むのとではかなりの差があるようです。カフェの梯子状態だったので、おなかはあまり空いていませんでしたが、そこのカプチーノはとてもおいしかったので、飲めました。砂糖を入れてなかったのに、程よい甘さもあって、本当においしかったです。
また、イタリアではスリに十分気をつけるように、と注意を受けました。スペインでもそうですが、イタリアでもスリが多いということを聞いていたので、気をつけようと思っていたところでしたが、話を聞いて更に気をつけようという気持ちが高くなりました。その人は、通行人やバイクでのスリに加えて、車でのスリにあった、という話をしてくれました。その人はとっさに、車の窓に手をかけ、少し引きずられたようです。最終的に取り戻すことはできなかったと言っていましたが、抵抗して亡くなった人もいるということなので、なるべく抵抗は避けた方がいいよと言っていました。幸運なことに、今までスリにあったことはありませんが、いつ何時スリに遭うとも限りません。スリに遭ったらどうするか、ということも考えて、常に気を張っていようと思いました。
それから、ナヴォーナ広場で噴水の面白い像を見て、サンタンジェロ城が見える橋まで歩き、夜景に映えるきれいなお城を見ました。それから、バスに乗ってスペイン広場を目指した、つもりでしたが、教えてもらったバス番号はスペイン広場行きではなかったようで、橋を渡って、全く別の方向へと行ってしまいました。夜だったので、ひと気のない場所で降りた時は少し怖かったですが、親切な人に道を教えてもらい、無事スペイン広場までたどり着くことができました。そこで、スペイン階段を見て、トレビの泉へ歩いて行きました。
スペイン広場もでしたが、トレビの泉にもたくさんの人がいました。ライトアップされていて、とてもきれいでした。それから、その近くにある、サンクリスピーノというジェラート屋さんを目指しました。イタリア通の友達お勧めの、ノッチョーラというジェラートを食べました。また、ピスタチオも。片言の日本語を話す従業員がいて、「ありがとー」「おいしー」と叫んでいました。クリーミーでおいしかったです。でもピスタチオの方は、私の好みとしては、グラナダにあるジェラート屋さんの方がおいしいかな、って思ったりして。ということは、グラナダのジェラート屋さんも、かなりレベルが高いってことになったりして。あくまでも私の主観になりますが^^;
それからテルミニ駅に戻り、またまたイタリア通の友達が教えてくれた、日本人が経営するイタリア料理屋さんを探してみましたが、通りを一本勘違いして探していたので、見つからず、近くのレストランでスパゲッティを食べました。味は普通だったかな。
そしてホテルへ戻り、夜2時頃、就寝しました。次の日の起床時刻は朝6時。前日に続いて4時間の睡眠時間です。この旅ではあまり寝ていません。でも、旅行で気分がハイになっているので、なんとか切り抜けることができました。やっとこれで旅行1日目の終了です。たった4日間だったけど、中身の詰まった旅行でした。2日目についてはまた次の記事で^^
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ローマに降り立った私は、予約していたホテルで、先に到着していたノルウェー在住の友達に会いました。
彼女とは、去年の夏、テテリアで出会い、次の日、コルドバまで一緒に旅行をしました。といっても、私が勝手について行った、と言った方が正しいかもしれませんが^^;そして去年の年末、日本に帰省している時期が重なったので、日本で再会しました。そして今回、イタリアで再再会、ということに。ローマの旅行もそうですが、彼女と会えることもとても楽しみにしていたので、一緒にまた旅ができることが本当に嬉しかったです。
しかし、私の飛行機の遅れから、2時間も遅くローマに着いてしまったので、コロッセオとパンテオンを見学することができなくなりました。なので、そのまま”サンテウスタキオ”という、コーヒーで有名なカフェに向かいました。
以前グラナダに遊びに来てくれたイタリア通の友達に教えてもらったところです。パンテオンとナヴォーナ広場の間にあって、パンテオンが閉まっているのを確認した後、ナヴォーナ広場に向かう途中に寄りました。早速カフェを見つけ、名前の一部にサンテウスタキオ、と言う文字があったので、ここかな、と入り、カプチーノを飲んでみましたが、二人の反応は、「う~ん。普通…;」。評判に聞くおいしさではありませんでした。一杯飲んで3ユーロ(約400円)だったので、ちょっと高いな、と思いながら店を後にしました。ちなみにスペインでは、1ユーロちょっと(約150円)です。
すると、店を出て10秒くらい歩くと、”サンテウスタキオ”と言う名前のカフェが目の前に飛び込んできました!二人して、「あーー。ここだったぁ~」と叫び、間違えた…と失笑。店内には、以前、そのイタリア通の友達がイタリアから直接グラナダに来てくれた時、お土産に持ってきてくれたコーヒーのパッケージと同じものが並べられてありました。間違いありません。ここです。
中に入り、さてどうしたものか、と立っていると、中でコーヒーを飲んでいた日本人の方二人が、「ここでお金を払って、ここで注文するのよ。」と親切に教えてくれました。イタリア在住の方々のようです。何もわかっていないイタリア初心者の私たちにいろいろと教えてくれました。
まず、立って飲む料金と座って飲む料金との違い。その店で、立ってカプチーノを飲んだ料金は、1.30ユーロ(175円)でした。座って飲むと、2倍にも3倍にもなるようです。そういえば、と、私たちがさっき飲んだカプチーノの値段は3ユーロだった(座って飲みました)、という話をすると、「それは安い方よ、普通4~5ユーロ(約540~670円)はとられるよ」と教えてくれました。決して旅行者専用の値段ということではないようです。そこで暮らしている方々が言っていたことなので、誰に対しても均一料金で、立って飲むのと、座って飲むのとではかなりの差があるようです。カフェの梯子状態だったので、おなかはあまり空いていませんでしたが、そこのカプチーノはとてもおいしかったので、飲めました。砂糖を入れてなかったのに、程よい甘さもあって、本当においしかったです。
また、イタリアではスリに十分気をつけるように、と注意を受けました。スペインでもそうですが、イタリアでもスリが多いということを聞いていたので、気をつけようと思っていたところでしたが、話を聞いて更に気をつけようという気持ちが高くなりました。その人は、通行人やバイクでのスリに加えて、車でのスリにあった、という話をしてくれました。その人はとっさに、車の窓に手をかけ、少し引きずられたようです。最終的に取り戻すことはできなかったと言っていましたが、抵抗して亡くなった人もいるということなので、なるべく抵抗は避けた方がいいよと言っていました。幸運なことに、今までスリにあったことはありませんが、いつ何時スリに遭うとも限りません。スリに遭ったらどうするか、ということも考えて、常に気を張っていようと思いました。
それから、ナヴォーナ広場で噴水の面白い像を見て、サンタンジェロ城が見える橋まで歩き、夜景に映えるきれいなお城を見ました。それから、バスに乗ってスペイン広場を目指した、つもりでしたが、教えてもらったバス番号はスペイン広場行きではなかったようで、橋を渡って、全く別の方向へと行ってしまいました。夜だったので、ひと気のない場所で降りた時は少し怖かったですが、親切な人に道を教えてもらい、無事スペイン広場までたどり着くことができました。そこで、スペイン階段を見て、トレビの泉へ歩いて行きました。
スペイン広場もでしたが、トレビの泉にもたくさんの人がいました。ライトアップされていて、とてもきれいでした。それから、その近くにある、サンクリスピーノというジェラート屋さんを目指しました。イタリア通の友達お勧めの、ノッチョーラというジェラートを食べました。また、ピスタチオも。片言の日本語を話す従業員がいて、「ありがとー」「おいしー」と叫んでいました。クリーミーでおいしかったです。でもピスタチオの方は、私の好みとしては、グラナダにあるジェラート屋さんの方がおいしいかな、って思ったりして。ということは、グラナダのジェラート屋さんも、かなりレベルが高いってことになったりして。あくまでも私の主観になりますが^^;
それからテルミニ駅に戻り、またまたイタリア通の友達が教えてくれた、日本人が経営するイタリア料理屋さんを探してみましたが、通りを一本勘違いして探していたので、見つからず、近くのレストランでスパゲッティを食べました。味は普通だったかな。
そしてホテルへ戻り、夜2時頃、就寝しました。次の日の起床時刻は朝6時。前日に続いて4時間の睡眠時間です。この旅ではあまり寝ていません。でも、旅行で気分がハイになっているので、なんとか切り抜けることができました。やっとこれで旅行1日目の終了です。たった4日間だったけど、中身の詰まった旅行でした。2日目についてはまた次の記事で^^
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朝8時15分発の飛行機に乗る為、6時30分に空港行きのバス停に行きました。でも、待っても待ってもバスは来ません。私より前にバス停にいた人に、もうバスが来たかどうかを聞くと、まだ来ていない、と言うので、私が遅刻したわけでもないようです(出発時間より少し早めに着いたので、その点では問題なかったと思います)。
結局、7時まで待っても来なかったので、タクシーをつかまえて行きました。余計な出費です;;空港に着いても、バスが来ていた気配がなかったので、もしかしたら、ストか何かでバスが来なかったのかもしれません。それか、工事をしている所が多いので、違うルートを通って空港に着き、私が空港に着いた頃にはもう、空港からの乗客を乗せて出発した後だった、ということも考えられます。今日に限って…という感じでした。
そんな感じでスタートした旅行だったので、少し不安になりましたが、その不安は的中しました^^;交通機関で少し苦労をした旅行となりました。それはまた後ほど。
まず、グラナダからマドリッドへと向かいました。
飛行機会社は、Ryanairです。アイルランドの会社です。Ryanairは以前、バルセロナ旅行で利用した航空会社ですが、安いことで有名です。ヨーロッパで大きい航空会社の一つで、前、義妹が客室乗務員として働いていた会社でもあります。その時、比較的新しい飛行機を使っている、と言っていたので、Ryanairを今回も利用することにしました。ただ、Ryanairは、細かい所でお金を請求するので、それは気をつけないといけません。例えば、荷物を預けたり、飛行機内の食品・商品販売などです。体重オーバーの乗客からもお金をとる、という案もあったようですが、それは実行されなかったようです。
あと、オンラインチェックイン、という制度があって、出発の4時間前までにネットでチェックインを済ませて、それを印刷して空港に持っていき、チケット代わりとする、というものです。それがないと、空港で約40ユーロほど(5500円くらい)とられます。また、ビザチェックという欄があり、それにスタンプを押してもらう必要があります。その際、パスポートやビザを証明できるものが必要になります。そのビザチェックに関してですが、この前のバルセロナ旅行では大変な思いをしました。今回はそれを防ごうと、カウンターに行って事前にビザチェックをしました。でもある時は、ゲートの所でビザチェックを、ある時はチケットオフィスでビザチェックを、ということで、システムが一貫してないようです。これがこの旅行の3日目で大きな問題となりました。またそれについてはお話したいと思います。
ちなみに、セールの時にチケットをとったので、片道15ユーロ(約2000円)でした。安い。でも、そのチケットをとった次の日に同じ便をチェックすると、1ユーロ(約135円)でした…。激安。もう一日待っていれば、と思いましたが…人生とはそういうものです;
そして、無事にマドリッドへ到着しました。飛行機が嫌いな私は、今回の旅行で合計5回飛行機に乗る、ということがかなりの負担で、試練のように感じ、一つ一つ終わる度にほっとしていました。
マドリッドでは4時間ほど時間があったので(もうオンラインチェックインを済ませているので、早めに行って並ぶ必要はありません。と言っても十分な時間ではなく、急がないといけませんでしたが)、前から見たかった、ピカソの”ゲルニカ”を見に行きました。バスと地下鉄を使って、国立ソフィア王妃芸術センターへ行き、実物を見て来ました。感動でした。思ったよりも大きく、とても印象的でした。
印象的と言えば、ニューアートのセクションで見たものですが、こんなのもありました。これは、同じ顔をして笑っている人たちが何十人もいる部屋です。見ているとこちらまで嬉しくなってくるような、クスっと笑わざるを得ない、楽しい部屋でした。実際に、そこに入った人はみんな笑顔でした^^笑顔は笑顔を呼ぶ。まさにそんな感じでした。
それから、急いで昼食をとりました。
その美術館のすぐ近くにあったレストランで、イカのサンドイッチが有名、と自称^^していたので、選ぶ時間もなかったし、それを食べようと中に入りました。出来上がりを見ると、イカフライだけが入ったサンドイッチでした。脂っこくて、あと一口!が食べれず、完食はできませんでしたが、おいしかったです。
そして急いで地下鉄駅へ。それからバスに乗って、空港を目指しました。
なんとか搭乗時間には間に合って着きましたが、搭乗時間になってもゲートは開きません。「あと10分ほど待ってください」というアナウンスが聞こえてきました。なので、みんな、列になって並んで待っていました。そしてその10分後、「あと20分待って下さい」というアナウンス。並ぶのを止めてイスに座る人たちもいましたが、ここまで待ったんだから、と待っている人もいました。
でも20分経っても、30分経っても、40分経っても開く気配はありません。すると、ゲートの係員の人が、なぜか少し怒り気味に、「開く時になったら放送しますから、いつまでも並んで待たずに席で待っていて下さい」とアナウンスをし、座っていた人たちがそのアナウンスに対して拍手をしました。それに怒ったのは、待っていた人たちです。どういうことだ、とアナウンスをした係員に詰め寄りました。遅れている理由も説明せずになんだ、あと20分で開くというから待っていたのに、と口々に言っていました。係員の人は、前の飛行機が遅れて着いた上に、飛行機に技術上の問題が生じたから直しているところだ、と説明し、車だってバスだって故障したら修理するでしょう、飛行機だって同じ、だから、待つしかない、と強気の発言で、他の飛行機で代用することはできないのか、という質問に、できない、だから今できることは待つことだけだ、と言っていました。
安全が第一だから、しっかり直すべきだと思うけど、それより何より、その係員の言い方や態度が気に入らなかった人も多かったんじゃないかな。ちなみにその航空会社はVueling。スペインの会社です。今、義妹は、Vuelingで客室乗務員をしています。労働条件は、Ryanairより悪く、大変そうです。その係員の人も、働きすぎでイライラしてたのかな。Vuelingが悪いというわけではなくて(この旅であと一度だけ乗りましたが問題はありませんでした)、たまたまだったんだと思いますが、そのたまたまに当たってしまいました;
2時間後にやっと、ゲートが開き、搭乗しました。でも、少し前まで故障していた、しかも2時間以上も待たされて疲れていた、というのが重なって、生きた心地のしないフライトとなりました。まず、気候の問題か機体の問題かわかりませんが、離陸から着陸まで、常に揺れていました。着陸寸前でさえ、ガタガタと揺れながらの着陸だったので、最後まで落ち着くことはできませんでした。いつ落ちてもおかしくないんじゃないか、という感じで、みんないろんなところに必死に掴まっていました。隣の人は何度も十字架を切っていました。よく、機内で大声で話をしているスペイン人を見かけますが、今回は口数の少ない、静かな機内でした。また、着陸したら拍手をする人もいますが、今回のフライトではみんなそんな余裕はなかったようで、無事に着いたことに心から安心しているようでした。本当に怖かったです;;
ちなみに、マドリッド-ローマ間は、50ユーロ(約6700円)でした。もっと安いのもあったと思いますが、マドリッドで少し時間をとることも考えて、この便にしてみました。
時間はかかりましたが、なんとか無事にローマに着くことができました。それから、電車を使って、ローマの中心駅、テルミニ駅まで行き、その近くにある、予約していたホテルへと向かいました。そしてそこで友達と合流しました。でも、その2時間遅れが響いて、時間をかけて考えた計画が台無しになってしまいました;しかし、その時間通りにはいかなかったけど、かなりのタイトスケジュールの実行により、最終的には予定していた場所には全て行くことができました。
というわけで、念願のローマに上陸!ローマでの出来事は次の記事に書かせていただきます☆
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結局、7時まで待っても来なかったので、タクシーをつかまえて行きました。余計な出費です;;空港に着いても、バスが来ていた気配がなかったので、もしかしたら、ストか何かでバスが来なかったのかもしれません。それか、工事をしている所が多いので、違うルートを通って空港に着き、私が空港に着いた頃にはもう、空港からの乗客を乗せて出発した後だった、ということも考えられます。今日に限って…という感じでした。
そんな感じでスタートした旅行だったので、少し不安になりましたが、その不安は的中しました^^;交通機関で少し苦労をした旅行となりました。それはまた後ほど。
まず、グラナダからマドリッドへと向かいました。
飛行機会社は、Ryanairです。アイルランドの会社です。Ryanairは以前、バルセロナ旅行で利用した航空会社ですが、安いことで有名です。ヨーロッパで大きい航空会社の一つで、前、義妹が客室乗務員として働いていた会社でもあります。その時、比較的新しい飛行機を使っている、と言っていたので、Ryanairを今回も利用することにしました。ただ、Ryanairは、細かい所でお金を請求するので、それは気をつけないといけません。例えば、荷物を預けたり、飛行機内の食品・商品販売などです。体重オーバーの乗客からもお金をとる、という案もあったようですが、それは実行されなかったようです。
あと、オンラインチェックイン、という制度があって、出発の4時間前までにネットでチェックインを済ませて、それを印刷して空港に持っていき、チケット代わりとする、というものです。それがないと、空港で約40ユーロほど(5500円くらい)とられます。また、ビザチェックという欄があり、それにスタンプを押してもらう必要があります。その際、パスポートやビザを証明できるものが必要になります。そのビザチェックに関してですが、この前のバルセロナ旅行では大変な思いをしました。今回はそれを防ごうと、カウンターに行って事前にビザチェックをしました。でもある時は、ゲートの所でビザチェックを、ある時はチケットオフィスでビザチェックを、ということで、システムが一貫してないようです。これがこの旅行の3日目で大きな問題となりました。またそれについてはお話したいと思います。
ちなみに、セールの時にチケットをとったので、片道15ユーロ(約2000円)でした。安い。でも、そのチケットをとった次の日に同じ便をチェックすると、1ユーロ(約135円)でした…。激安。もう一日待っていれば、と思いましたが…人生とはそういうものです;
そして、無事にマドリッドへ到着しました。飛行機が嫌いな私は、今回の旅行で合計5回飛行機に乗る、ということがかなりの負担で、試練のように感じ、一つ一つ終わる度にほっとしていました。
マドリッドでは4時間ほど時間があったので(もうオンラインチェックインを済ませているので、早めに行って並ぶ必要はありません。と言っても十分な時間ではなく、急がないといけませんでしたが)、前から見たかった、ピカソの”ゲルニカ”を見に行きました。バスと地下鉄を使って、国立ソフィア王妃芸術センターへ行き、実物を見て来ました。感動でした。思ったよりも大きく、とても印象的でした。
印象的と言えば、ニューアートのセクションで見たものですが、こんなのもありました。これは、同じ顔をして笑っている人たちが何十人もいる部屋です。見ているとこちらまで嬉しくなってくるような、クスっと笑わざるを得ない、楽しい部屋でした。実際に、そこに入った人はみんな笑顔でした^^笑顔は笑顔を呼ぶ。まさにそんな感じでした。
それから、急いで昼食をとりました。
その美術館のすぐ近くにあったレストランで、イカのサンドイッチが有名、と自称^^していたので、選ぶ時間もなかったし、それを食べようと中に入りました。出来上がりを見ると、イカフライだけが入ったサンドイッチでした。脂っこくて、あと一口!が食べれず、完食はできませんでしたが、おいしかったです。
そして急いで地下鉄駅へ。それからバスに乗って、空港を目指しました。
なんとか搭乗時間には間に合って着きましたが、搭乗時間になってもゲートは開きません。「あと10分ほど待ってください」というアナウンスが聞こえてきました。なので、みんな、列になって並んで待っていました。そしてその10分後、「あと20分待って下さい」というアナウンス。並ぶのを止めてイスに座る人たちもいましたが、ここまで待ったんだから、と待っている人もいました。
でも20分経っても、30分経っても、40分経っても開く気配はありません。すると、ゲートの係員の人が、なぜか少し怒り気味に、「開く時になったら放送しますから、いつまでも並んで待たずに席で待っていて下さい」とアナウンスをし、座っていた人たちがそのアナウンスに対して拍手をしました。それに怒ったのは、待っていた人たちです。どういうことだ、とアナウンスをした係員に詰め寄りました。遅れている理由も説明せずになんだ、あと20分で開くというから待っていたのに、と口々に言っていました。係員の人は、前の飛行機が遅れて着いた上に、飛行機に技術上の問題が生じたから直しているところだ、と説明し、車だってバスだって故障したら修理するでしょう、飛行機だって同じ、だから、待つしかない、と強気の発言で、他の飛行機で代用することはできないのか、という質問に、できない、だから今できることは待つことだけだ、と言っていました。
安全が第一だから、しっかり直すべきだと思うけど、それより何より、その係員の言い方や態度が気に入らなかった人も多かったんじゃないかな。ちなみにその航空会社はVueling。スペインの会社です。今、義妹は、Vuelingで客室乗務員をしています。労働条件は、Ryanairより悪く、大変そうです。その係員の人も、働きすぎでイライラしてたのかな。Vuelingが悪いというわけではなくて(この旅であと一度だけ乗りましたが問題はありませんでした)、たまたまだったんだと思いますが、そのたまたまに当たってしまいました;
2時間後にやっと、ゲートが開き、搭乗しました。でも、少し前まで故障していた、しかも2時間以上も待たされて疲れていた、というのが重なって、生きた心地のしないフライトとなりました。まず、気候の問題か機体の問題かわかりませんが、離陸から着陸まで、常に揺れていました。着陸寸前でさえ、ガタガタと揺れながらの着陸だったので、最後まで落ち着くことはできませんでした。いつ落ちてもおかしくないんじゃないか、という感じで、みんないろんなところに必死に掴まっていました。隣の人は何度も十字架を切っていました。よく、機内で大声で話をしているスペイン人を見かけますが、今回は口数の少ない、静かな機内でした。また、着陸したら拍手をする人もいますが、今回のフライトではみんなそんな余裕はなかったようで、無事に着いたことに心から安心しているようでした。本当に怖かったです;;
ちなみに、マドリッド-ローマ間は、50ユーロ(約6700円)でした。もっと安いのもあったと思いますが、マドリッドで少し時間をとることも考えて、この便にしてみました。
時間はかかりましたが、なんとか無事にローマに着くことができました。それから、電車を使って、ローマの中心駅、テルミニ駅まで行き、その近くにある、予約していたホテルへと向かいました。そしてそこで友達と合流しました。でも、その2時間遅れが響いて、時間をかけて考えた計画が台無しになってしまいました;しかし、その時間通りにはいかなかったけど、かなりのタイトスケジュールの実行により、最終的には予定していた場所には全て行くことができました。
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プロフィール
HN:
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女性
職業:
元教師 今は無職&主婦
趣味:
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自己紹介:
2007年4月からスペインのグラナダに住み始めました。
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