疾風

後輩と後輩の友達は、アルハンブラ宮殿に行った後、teteriaに来てくれました。お茶を飲んでゆっくりした後、家に帰る途中、少し遠回りをしてグラナダ観光をし、出発する時間が近づいてきたので、駅へと向かいました。これからバルセロナに電車で１２時間かけて行き、それからマドリッドに戻り日本に帰国する予定です。ここに来る前は、日本を出発しマドリッドに着いた後、一旦スペインを出て、ポルトガルへと電車で向かい、そこからまたマドリッドに戻って、バスで５、６時間かけてグラナダにやって来ました。なんてハードな；もし私が今やれと言われても、できない気がする…。と、このように、二人はとてもアクティブで、後輩のお母さんもそうですが、１週間の旅行期間で２カ国に行ってしまうという、しかも、一つ一つの移動時間が長いという、超ハードスケジュールを、淡々とこなしてました＾＾素晴らしい☆

３人共それぞれに広い視野と考え、また落ち着ける雰囲気を持っています。なので、居心地がよく、ついつい話に夢中になってしまいました。しかし、疾風のようにやってきて、疾風のように去って行ったので、ゆっくりと落ち着いた時間を取ることができませんでした；；それは残念ですが、ほんの一瞬だけでもこの地で会うことができたのでよかったです。こちらに来て、日本にいた時よりは自分の世界や行動範囲が狭くなったように感じることもありましたが、こうして、広い視野でいろいろと考えている人、各地を回って豊富な経験を持っている人、また、日本にいたら知り合えてなかっただろう人など、様々な人に出会い、話をすることができるので、そういう面では、貴重な経験をさせてもらってるのかな、と思います。

後輩は、日本からスペインに来るのを、まるで近所に来るかのように考えているので、どうしてもこれがしたい、どうしてもここに行きたい、どうしても写真を撮っておきたい、という考えがありません（カメラは持っていましたが、一応持っていこうか、ということで、空港で『写るんです』を買ったらしいです；）。今回ダメでもまた来るからいいや、と、とてもリラックスした考え方をしています。なので、短期間の旅行ですが、十分に旅を楽しんでいるのではないかと思います。そんな後輩は、「またすぐに来る」とだけ言い残して去って行きました。たぶん本当にすぐ来ると思います。待ってるよ♪Hasta pronto!

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