神様☆

７月の１週目のことになりますが、アルハンブラ宮殿の眺めで有名なサンニコラスにあるモスクの何周年かで、イスラムのお祭りがありました。そこで、イスラム教のスーフィーと呼ばれる人達がコンサートを開き、神への詩やコーランの内容を楽器の音にのせて歌っていました。その透き通るような声と、静かな、でも力強い楽器の音に心打たれました。妹は心を洗われるようだと感動して涙を流していました。神様に対して純粋で清い心を持った人たちのまっすぐな声に人間が持つ美しさを感じました。最後に、神様のもとに、平和と幸せを望み、自分たちがまだまだ足りない部分に関しては、喜んでみなさんの声を聞く用意もできているので、よろしくお願いします、という内容のことを言ってました。

教えを自分に都合よく解釈し、神様の名のもとに破壊的行為をしている、間違った行為をしている人たちもいますが、神様のもとに、周りに対して優しく謙虚に、自分に対しては自分の弱さと戦いながらいい心を持つように努力して、優しく強く生きていこうとしている人達もいます。そういう人たちには頭が下がる思いです。

私も神様、というか、見えない大きな力を信じていて、全てのことには意味があると思ってます。与えられた命を大切に、この世界の中で果たすべき自分の責任と、自分の人生をしっかり考えながらその時その時で自分ができることをし、常に心をいい状態に近づけていく努力をしながら生きていこうと心がけています。まだまだ十分ではありませんが努力はしています。今回の結婚で、そういうことについてより深く考えるようになったので、こうして、いろいろと自分自身について、自分の人生について考える機会を与えられたことを本当にありがたく思っています。人生には、いいことも、悪いことも、起こること全てに意味があって、どれも自分自身をよりよくする機会だと考えています。その都度、視野を広くしてよく考えながら、しっかり人生の道を歩いていきたい。

もし幸運にも自分で自分の人生を選べる機会が与えられていて、助けを必要としている人の為に何かができる可能性を持っているのであれば、自分の楽しみだけを追求したり、何も考えずに生きている、という生き方はとてももったい気がします。今この世に確かに存在してるので、世界との、自分の周囲との関係の中での自分の人生を考えて、できることを少しずつでも行動に移して、いい心を持てるように日々を送っていけたらなと思います。でもその第一歩として、自分の人生で、心穏やかに、身近な人を幸せにしながら暮らしていくことが大切なのかなとも思うので、まずは身近な人に愛を与えていくことから、かな☆心を広く持つ為に、自分の心の弱さと戦って負けないように努力することも必要です。さらに言うと、もし結果としてうまくいかないことがあっても、その時はそう見えるかもしれないけど、それまで努力したことで、その過程で確実に自分自身を大きくさせることができているので、長い目で見ると結果的にはうまくいっているのです。やはり全てに意味はある☆本当に、人生は学ぶべきことで溢れてる☆相田みつをさん風に言うと”一生勉強　一生青春”です＾＾

アルハンブラ宮殿のタイル

アルハンブラ宮殿は、壁や床がいろいろなタイプのタイルで飾られていて、とてもキレイです。時代を越えて愛され続けているこのタイル。かわいいでしょ？

アルハンブラ宮殿に咲く花②

私たちのお気に入りは、大きな木に咲くこの花。白くて大きくて凛としてて、とても魅力的な花でした。引き込まれるような強さを感じました。何の花なんだろう。
他にもキレイな花がたくさん咲いていました。この時期はいろいろな種類の花が見れて、お得な感じ＾＾

アルハンブラ宮殿に咲く花①

蓮の花がきれいに咲いていました。
こんな風に咲いた蓮を見るのは初めてだったかもしれません。
だいたい朝方に咲く、って言われているけど、私たちが見た時はもう、１０時越えてたかな。もしかして蓮の花もゆっくり流れるスペイン時間で動いてる＾＾？

アルハンブラ宮殿のお風呂

これは、お風呂の跡のようです。イスラムの文化には、日本と同じく、公衆のお風呂があり、このようにアルハンブラ宮殿の中にもお風呂の跡が多く見られます。ここグラナダにも、アラブ風呂と言う名前で、いくつかお風呂屋さんがあります。ただ、一回２０００円以上するので、私には高すぎてまだ行けてませんが。たぶん行くことはないかな＾＾；日本の温泉が懐かしい☆